BacklogのWikiが見つからないときは、スペースの利用開始時期と、プロジェクトの設定・移行状況を確認してください。新しく始めたスペースと、以前から利用しているスペースでは扱いが異なります。
公式情報の確認日:2026年9月18日。この記事は公式資料に基づく解説です。筆者による実環境での移行テストは行っていません。
Wikiがないときの確認先
| 利用状況 | 確認・対応 |
|---|---|
| 2026年7月14日以降に利用を始めたスペース | Wikiの提供対象外です。ドキュメントを利用します。 |
| 既存スペースで同日以降に作ったプロジェクト | Wikiは初期状態でオフ。利用する場合はプロジェクト設定を確認します。 |
| 以前から使っているWiki | 今回の提供変更だけで削除・強制移行されるわけではありません。 |
出典:Backlog公式のWiki提供方針変更。この告知では将来の廃止方針も示されていますが、全Wikiの終了日を示したものではありません。

ドキュメントとは?新しくナレッジを作る場合
ドキュメントは、リッチテキストで文章や表を編集し、複数人で同時に作業できる機能です。階層で整理できるので、たとえば「運用手順」の下に「申請」「確認」「引き継ぎ」を置く構成が考えられます。これは運用例であり、必須の分類ではありません。機能の説明は公式のドキュメント紹介で確認できます。
メニューに見当たらない場合は、管理担当者と「プロジェクト設定」→「基本設定」の「ドキュメントを使用する」を確認し、必要に応じて有効にして保存します。作成数や共同編集人数、添付にはプラン別の上限があります。導入前には公式のドキュメント概要・上限表と契約内容を照合してください。
既存Wikiをドキュメントへ移行する前に
移行を始めるとWikiは閲覧専用になり、編集可能な状態へ戻せません。設定を試す感覚で実行せず、更新中のメンバーや連携処理への影響を先に確認します。
移行は管理者またはプロジェクト管理者がプロジェクト単位で行います。Wikiホームの「移行を開始」から確認画面を読み、「移行する」を選びます。移行先はドキュメントの「Wiki移行データ」です。Wikiを追加・更新する一部APIも利用できなくなります。詳しい条件は公式の移行手順と注意点を実行前に確認してください。
公式の移行機能のリリース案内では、Backlog記法とMarkdown記法のページをリッチテキストに移す仕組みが説明されています。同じ内容でも表示形式が変わるため、よく使う表や手順書を確認する担当者を決めておくと進めやすくなります。
移行担当者が用意する確認メモ
次のメモは当サイトの運用案です。バックアップや検証を自動実行する機能ではありません。対象プロジェクトに合わせて空欄を埋め、管理担当者と共有してください。
対象プロジェクト: 実施担当者・確認担当者: 更新を止める日時: 事前に保管する重要ページ・添付: Wikiへ書き込む外部連携: 移行後に確認する表・画像・リンク: 新しい更新先URL: メンバーへの案内方法: 不具合を見つけたときの連絡先:
完了判定は「処理が終わった」だけにせず、普段読むメンバーが必要な手順を見つけ、添付を開けるところまで確認するのがおすすめです。旧URLを使う社内リンクやブックマークも一覧にして、案内漏れを減らします。
移行後のナレッジを古くしない運用例
資料を移したあとに更新場所が二つあると、どちらが最新か分からなくなります。以下は少人数でも始められる管理例です。作業時間の短縮を保証するものではありません。
- 正本を決める:新しい手順はドキュメント側へ記録し、課題にはそのURLを添えます。
- 責任者を明記する:手順ごとに確認担当者と最終確認日を置きます。作成者が異動したときの連絡先も分かるようにします。
- 変更を課題にする:手順の誤りを見つけたら、修正内容・担当・期限を課題にして更新漏れを追います。
- 古い資料を区別する:現行手順と参考記録を分け、過去の手順をうっかり使わない名前にします。
Notionも併用している場合は、同じ手順を両方へ複製する前にNotionとBacklogの使い分け・二重入力を防ぐ運用例も確認してください。

