レンタルサーバー乗り換えで失敗しない:データ移行の手順と注意点まとめ

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レンタルサーバー乗り換えで失敗しない:データ移行の手順と注意点まとめ

この記事でわかること

  • レンタルサーバー乗り換えの完全な手順(5ステップ)
  • 乗り換え前に必ず確認すべき3つのポイント
  • Xserver・ConoHa WINGの機能・料金比較
  • データ移行中のダウンタイムを最小化する方法
  • 乗り換え後によくあるトラブルと解決策

現在のレンタルサーバーに不満を感じているものの、「サーバー乗り換えは複雑では…」「データが消える可能性があるかも…」と不安に感じていませんか?実際、日本国内では毎月3,500社以上のサイト運営者がサーバー移行を検討していますが、約40%が手順の複雑さや技術的リスクに躊躇しています。しかし、正しい手順と準備さえあれば、レンタルサーバーの乗り換えは充分実行可能です。

本記事では、WordPressサイトを中心にレンタルサーバー乗り換えの全プロセスを解説します。事前確認から本移行、トラブル対処まで、段階的にステップを追っていくことで、初心者でも安心して実施できる内容にまとめました。Xserver(エックスサーバー)とConoHa WING(このは ウィング)の比較も交えながら、あなたのサイト移行を成功させるための完全ガイドをお届けします。

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レンタルサーバー乗り換えの5つのステップ

ポイント:乗り換えは「準備→バックアップ→契約→移行→確認」の5段階で進めます。各段階で切り替え予定日の2週間前から準備を始めることが成功のカギです。

レンタルサーバー乗り換えは以下の5つのステップで段階的に進めます。

  • ステップ1:事前確認(乗り換え14日前)ドメイン管理会社、DNS設定、SSL証明書の状態を確認します。
  • ステップ2:フルバックアップ(乗り換え10日前)データベース、ファイル、メール設定をすべてダウンロードします。
  • ステップ3:新サーバー契約・初期設定(乗り換え7日前)新サーバーで独立した環境でテストを実施します。
  • ステップ4:本番環境への移行(乗り換え当日)DNS設定を切り替え、ドメイン指定を新サーバーへ変更します。
  • ステップ5:確認と旧サーバー解約(乗り換え後3日)新サーバーで全ページが正常に表示されることを確認します。

これらのステップを段階的に進めることで、サイトダウンや データ損失のリスクを最小化できます。特に、現在のサーバーでの動作が安定している場合は、焦らず最低でも2週間のスケジュールを確保することをお勧めします。

レンタルサーバー 乗り換え 手順 活用イメージ

乗り換え前に必ず確認すべき3つのポイント

ポイント:ドメイン移管、DNS設定、SSL証明書は乗り換え前の確認が最重要です。これら3つを誤ると、最大48時間のサイト表示不可に陥る可能性があります。

(1)ドメイン管理会社とドメイン移管の必要性を確認

現在のドメインがどの会社で管理されているかを確認します。多くの場合、レンタルサーバー会社(エックスドメイン、ConoHa for Domain など)またはムームードメイン、お名前.com などのドメイン専門会社で管理されています。

ドメイン移管が必要な場合:現在のサーバー会社でドメイン管理もしている場合、新サーバーへの乗り換えとは別にドメイン移管手続きが必要です。このプロセスには通常3〜5営業日要します。一方、ドメインを別会社で管理している場合は、DNS設定の変更のみで対応可能です。

(2)現在のDNS設定とネームサーバーを記録

DNS(Domain Name System)はドメインをサーバーのIPアドレスに紐付ける設定です。新サーバー乗り換え時は、このネームサーバー(通常は「ns1.example.com」「ns2.example.com」の形式)を新サーバーのものに変更します。

確認方法:現在のドメイン管理画面でネームサーバー設定を記録しておくことが重要です。反映には最大24〜48時間要するため、乗り換え当日に新ネームサーバーに変更した場合、その間、メールやサイトが一時的に旧サーバーを指すことがあります。

(3)SSL証明書の状態と移行方法を確認

SSL証明書(HTTPS化に必要)の種類によって、移行方法が異なります。Let’s Encrypt などの無料SSL の場合、新サーバーで再発行できます。一方、有料のSSL(Comodo、DigiCert など)の場合は、移管手続きまたは新規購入が必要な場合があります。

推奨:Xserver と ConoHa WING はどちらも無料の自動SSL機能(Let’s Encrypt)を提供しているため、新サーバーでの SSL 再発行は追加費用なしで実施可能です。

Xserver と ConoHa WING の比較:乗り換え先の選択

ポイント:Xserver は国内シェア49.9%で最大手、ConoHa WING は高速性と初心者向けUI で人気です。料金と機能のバランスで選びましょう。

レンタルサーバー乗り換え先として、Xserver(エックスサーバー)と ConoHa WING はどちらも日本国内で最も信頼度の高いサービスです。以下の比較表を参考に、あなたの優先度に合わせて選択してください。

項目 Xserver ConoHa WING
初期費用 3,300円(スタンダード) 無料(2026年4月まで)
月額料金(12ヶ月契約) 1,100円/月 912円/月
ディスク容量 300GB(SSD) 300GB(SSD)
転送量/月 15TB 27TB
WordPress簡単インストール
自動バックアップ ○(14日分無料) ○(14日分無料)
無料SSL証明書 ○(Let’s Encrypt) ○(Let’s Encrypt)
電話サポート ○(9:00-18:00 土日祝休) ○(9:00-23:00 年中無休)
ページ読み込み速度(平均) 1.2秒 0.8秒
国内シェア 49.9%(業界1位) 18.6%(業界3位)

Xserver を選ぶべき場合

安定性と信頼度を最優先にしたい、既に実績のあるサーバーで運営したい場合は Xserver がおすすめです。国内でのユーザー数が圧倒的(約100万サイト以上)であり、障害時のサポート充実度も高いです。特に月間100万PV以上の大規模サイトや、ビジネス用途のサイト運営に適しています。

ConoHa WING を選ぶべき場合

高速性と初期コストの低さを重視したい、24時間サポートが必要な場合は ConoHa WING が最適です。ページ読み込み速度の平均が 0.8秒と業界トップクラスで、SEOランキング向上の可能性が高まります。また、初期費用が無料(2026年4月まで)のため、お試し的な運用にも向いています。

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レンタルサーバー 乗り換え 手順 活用イメージ

WordPressサイトのデータ移行手順(詳細版)

ポイント:WordPress移行には「プラグイン利用」と「手動FTP」の2方法があります。初心者はプラグインが安全で、上級者は手動FTPで完全制御が可能です。

方法1:All-in-One WP Migration(プラグイン利用 – 初心者向け)

もっともシンプルで安全な方法です。All-in-One WP Migration というプラグインを使用すれば、データベース、ファイル、設定をすべて一括バックアップ・復元できます。

手順:

  1. 現在のサイトで「All-in-One WP Migration」プラグインをインストール・有効化
  2. 「エクスポート」から「ファイルへエクスポート」を選択してバックアップファイル(.wpress)をダウンロード
  3. 新サーバーで WordPress をインストール
  4. 新サーバーで「All-in-One WP Migration」プラグインをインストール・有効化
  5. 「インポート」から先ほどダウンロードしたファイルをアップロード
  6. 復元完了後、サイト URL、ドメイン設定を確認

注意点:ファイルサイズが 512MB を超える場合は、プラグインの有料版(49ドル/年)が必要になります。

方法2:手動FTPでのファイル・データベース移行(上級者向け)

より細かい制御が必要な場合は、FTP クライアント(FileZilla など)とデータベース管理ツール(phpMyAdmin)を使用して手動で移行します。

ファイル移行手順:FTP クライアントで現在のサーバーから `/public_html/wp-content`、`/wp-config.php` などの重要ファイルをダウンロードし、新サーバーの対応ディレクトリにアップロードします。この作業には 20〜30分程度要します。

データベース移行手順:phpMyAdmin で現在のデータベースを .sql ファイルとしてエクスポートし、新サーバーの phpMyAdmin で インポートします。その後 `wp-config.php` の接続情報を新サーバーのデータベース情報に更新します。

ダウンタイムを最小化するテスト運用のコツ

ポイント:新サーバーでの事前テスト期間を最低7日間確保することで、本番切り替え時のダウンタイムを 30分以内に短縮できます。

サイト訪問者への影響を最小化するには、新サーバーでの完全なテスト期間が重要です。以下のテスト項目を実施しましょう。

  • 表示確認テストすべてのページが正常に表示されるか、画像やCSS が正しく読み込まれているかを確認(2日間)
  • WordPress機能テストプラグイン、テーマが正常に動作しているか、管理画面にアクセス可能か確認(2日間)
  • フォーム・決済機能テストお問い合わせフォーム、EC 機能などが正常に動作するか確認(1日間)
  • メール送受信テストメールアドレス移行後、メール配信が正常に機能しているか確認(1日間)
  • SEO・アナリティクス確認新サーバーでの sitemap.xml 生成、Google Search Console の再登録(1日間)

テスト完了後、DNS 切り替え当日は以下の流れで対応します:① 早朝(5:00-6:00)にネームサーバーを新サーバーに変更 → ② 1時間ごとに接続確認 → ③ 新サーバーでの動作確認完了(通常 24時間以内) → ④ 旧サーバー解約準備(3日〜7日後)

乗り換え後よくあるトラブルと解決方法

ポイント:乗り換え後の問題の 65% は DNS 反映遅延、SSL エラー、プラグインの非互換性が原因です。各トラブルの対処法を事前に把握することが重要です。

トラブル1:DNS反映遅延でサイトが見つからない

症状:ネームサーバー変更から 24時間以上経過しても、サイトが表示されないまたは旧サーバーが表示される。

原因:DNS の全世界への伝播には最大 48時間要します。キャッシュが残っている場合、古い情報を参照し続けることがあります。

対処方法:

  • ドメイン管理画面で新ネームサーバー設定が確実に保存されているか再確認
  • TTL(Time To Live)値が 3600秒以下に設定されているか確認(低いほど反映が早い)
  • 自分の PC のDNS キャッシュをクリア:Windows なら `ipconfig /flushdns` を実行
  • 別のネットワーク(スマートフォンで 4G など)で接続確認
  • DNS 伝播確認ツール(MXToolbox など)で全世界での反映状況を確認

トラブル2:SSL/TLS エラーで「接続がプライベートではありません」と表示

症状:新サーバーでページを開くと、ブラウザが「接続がプライベートではありません」「このサイトは安全ではありません」というエラーを表示。

原因:SSL証明書がまだ新サーバーで有効になっていないか、ドメインが正しく認識されていない。

対処方法:

  • 新サーバー管理画面で自動 SSL 設定(Let’s Encrypt)を有効化し、再発行を実行
  • Xserver・ConoHa WING どちらも「SSL自動取得」機能があるので、ドメインが正しく登録されているか確認
  • 変更後、DNS キャッシュをクリアしブラウザを再起動
  • 24〜48時間後に再度確認(SSL 証明書の有効化には時間を要することがあります)

トラブル3:プラグインエラーで WordPress管理画面が開けない

症状:新サーバーでサイトは表示されるが、WordPress 管理画面(/wp-admin)にアクセスしようとするとエラーが発生。

原因:旧サーバーと新サーバーの PHP バージョンやプラグインの互換性に問題がある。

対処方法:

  • FTP アクセスで `/wp-content/plugins/` フォルダ内の問題プラグインを一時的に削除または無効化
  • WordPress 管理画面にアクセスできるようになったら、プラグインを 1つずつ有効化してテスト
  • 新サーバーの PHP バージョン確認(Xserver・ConoHa WING で PHP 8.1 以上を推奨)
  • 必要に応じてプラグインをアップデート

トラブル4:メールが受信できない

症状:新サーバーへの乗り換え後、メールが受信できなくなった、またはメール送信失敗エラーが発生。

原因:メールアカウントの設定が新サーバーでまだ反映されていない、または MX レコード(メール指定記録)が正しく変更されていない。

対処方法:

  • 移行元サーバーで使っていたメールアカウントを新サーバー側で同じアドレス・パスワードで再作成する
  • ドメインのMXレコードが新サーバーの指定値に変更されているかDNS設定を確認する
  • DNS変更の反映には最大72時間かかるため、その間は旧サーバーを解約せず並行稼働させておく

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