ChatworkとSlack、中小企業はどちら?30人の費用と導入判断

SlackとChatworkの導入予算を、基本料金・追加サービス・初期作業・継続運用に分け、実際の支出と社内の作業時間を別々に記録する図。 コミュニケーション

公式情報確認・更新:2026年9月9日

30人の会社で比べると、年間契約の基本料金はChatworkスタンダードが252,000円、Slack Proが333,000円。差は年81,000円です。ただし、会社の認証・管理要件、必要な連携、設定と運用の時間まで含めて判断してください。人数だけで向いているサービスは決まりません。

この記事は、社内で導入可否を説明する担当者向けです。基本機能や無料版の違いはSlackとChatworkの料金・機能比較で確認できます。

ヒカリヒカリ

30人なら、どれくらいの予算が必要ですか?

ログ博士ログ博士

まず同じ契約期間で比べよう。ここでは全員分を1年間使い、人数が変わらない条件で計算するよ。

30人で使う基本料金:月払いと年払いを分ける

次の表は、30ライセンス/課金対象メンバー30人を12か月維持する試算です。税別の通常料金を使い、割引・追加サービス・途中の人数変更は含めていません。月払い欄の年間額は、同じ月額が12か月続いた場合の合計です。

プラン 月払いの月額合計 月払いを12か月継続 年間契約の年額
Chatwork スタンダード 25,200円 302,400円 252,000円
Slack Pro 31,500円 378,000円 333,000円
Chatwork プロフェッショナル 43,200円 518,400円 432,000円
Slack Business+ 64,800円 777,600円 691,200円

計算例:Chatworkスタンダードは700円×30人×12か月=252,000円、Slack Proは925円×30人×12か月=333,000円です。年間契約同士の差額81,000円は、1人・1か月に直すと225円です。

出典:Chatwork公式料金表Slack公式料金表(日本円表示)。年払いの月額表示は換算値です。実際の請求額は各社の契約・課金対象・税額を確認してください。

ヒカリヒカリ

年81,000円の差なら、安いほうで決定してよさそうですね。

ログ博士ログ博士

必要な仕事が両方でできるなら費用差は判断材料になるね。できない仕事を別サービスで補う場合は、その費用も加えよう。

SlackとChatworkの導入予算を、基本料金・追加サービス・初期作業・継続運用に分け、実際の支出と社内の作業時間を別々に記録する図。
見積もり項目の整理図。支払う金額と社内作業の時間を分け、同じ条件で比較します。

基本料金に加える3種類の負担

  • 追加サービス:外部連携サービス、必要なアドオンなど。既存契約で足りるかを確認します。
  • 初期作業:権限設計、連絡先整理、説明資料づくり、利用者への案内。外注する場合は見積額を使います。
  • 継続運用:入退社時の設定、連携エラー、質問対応。担当者が毎月どの程度の時間を使うか記録します。

比較用の式は「年間基本料金+年間追加料金+初期作業の費用+年間運用時間×社内で定めた時間単価」です。時間の換算額と実際の支出は分けて書くと、予算と業務負担を混同せずに説明できます。

年81,000円の価格差を、仮に時間単価3,000円で換算すると年27時間、月2時間15分に相当します。これは効果の実測値ではありません。高いプランを選ぶなら、どの作業をどれだけ減らせるかを試用で確かめるための目安です。

ヒカリヒカリ

作業時間が減れば、そのまま利益になりますか?

ログ博士ログ博士

そのまま現金が増えるとは限らないよ。残業や外注費が減るのか、ほかの仕事に使える時間が増えるのか、分けて説明しよう。

中小企業の担当者が先に確認する4項目

  1. 過去の記録:どの期間の会話が必要か。無料版はSlackが直近90日、Chatworkが直近40日以内の閲覧制限があります。長期保存が必要な決定事項の管理先も決めます。
  2. 社外との連絡:取引先がすでに使っているサービス、招待の条件、連絡先や共有範囲を確認します。
  3. 必要な作業:担当・期限の管理、ファイル共有、会議、外部通知を具体的な業務に落とし込みます。
  4. 管理要件:退職者のアクセス停止、外部への共有、会社で求める認証方式を整理し、候補プランの公式仕様と照合します。

「国産だから安心」「社員が少ないから管理機能は不要」とは決めません。管理要件のある会社では、まず要件を満たすプランに候補を絞り、そのあと費用を比較します。

確認先:Chatworkのプランの違いSlackの機能比較表

ヒカリヒカリ

社内の希望が分かれてしまったら?

ログ博士ログ博士

『必須』『あると便利』を分けよう。必須条件を満たすか、実際に迷わず使えるか、費用はいくらかの順で整理すると話し合いやすいね。

小さく試して、導入判断に使える証拠を残す

当サイトの提案は、日々連絡する小さなチームで、同じ題材を使って比較する方法です。試用期間や参加人数は会社の仕事の周期に合わせます。どちらも短期間で全員が習得できるとは限りません。

試す作業 残す記録
連絡して返信を受け取る 見落とし・迷った操作
担当者と期限を決める 登録から完了確認までの手順
前の決定事項を探す 見つかったか・探すのにかかった時間
外部通知を受け取る 必要プラン・重複や通知漏れ
参加者を追加・削除する 担当者の作業時間・権限確認

比較中は業務の正式な連絡先を一つ決め、試用側にだけ重要な決定が残らないようにします。本格導入の前に、結果を下のメモへまとめてください。

【導入判断メモ】
解決したい困りごと:
必須条件:
候補のサービス・プラン:
利用人数/課金対象人数:
契約期間・更新条件:
年間基本料金:
追加サービスの年間料金:
初期作業(支出/作業時間):
毎月の管理作業:
試用で確認できたこと:
未確認のこと:
採用/継続試用/見送り:
担当者・次の確認日:
ヒカリヒカリ

試した結果、乗り換えない判断でもいいですか?

ログ博士ログ博士

もちろん。今の困りごとが設定や使い方の変更で解決するなら、移行作業を増やさずに済むかもしれないね。

契約前によく迷う点

社員30人のうち、一部だけChatworkを有料にできますか?

同じ組織内のフリープランからの有料化は、組織内の全ユーザーが対象です。一部のユーザーだけをアップグレードすることはできません。人数とライセンス数の違いも含めて公式料金表の注意事項を確認してください。

年払いのほうが安ければ、最初から年払いにすべきですか?

途中で人数や方針が変わる可能性も考えます。単価の安さに加えて、変更・解約・更新の条件を確認し、試用で必要な機能が足りることを確かめてから決めてください。

例えば30人で3か月だけ使うと仮定すると、通常の月払い合計はChatworkスタンダード75,600円、Slack Pro94,500円です。年間契約の252,000円・333,000円とは利用期間が違うため、月額換算の安さだけで選べません。この例は割引・税・追加費用を含まず、年間契約を3か月分だけ支払えば解約できるという意味ではありません。

移行費用はどれくらいですか?

保存するデータ、既存連携、案内する人数で変わります。このページでは一律の相場や生産性低下率を置きません。自社の作業を分解して見積もり、必要なら依頼先の見積額を使ってください。

無料版・機能・通常料金の違いを確認する →

訂正:旧版の料金と年間試算、Slackの履歴制限を修正しました。出典を確認できない利用者数、行政資料への言及、習得期間や効果の断定を取り除きました。本記事の試算は導入効果の実績ではありません。

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